春一番が吹きましたね~ 教室の手前の我が家の梅も花を開き始めました。朝晩はまだまだ寒いですが、季節はどんどん変わっています。
さて、今回はおススメの本を3冊ご紹介します。
『あいうえ おりょうりめしあがれ』
作 accototo ふくだとしお+あきこ
舞台は、あいうえおの文字を使ったお料理を作るレストラン。
材料の文字がどんなお料理になるのか、みんなで考えながら、クイズを解くようなお話です。
子どもたちにお馴染みのお料理あり、もしや食べたことの無いものも⁉️
これをきっかけにお家のメニューに加えてみるのもおススメです。
『ぺんぺんいちざ』
石津ちひろ作
いぬんこ画
旅の一座の面々が芸を次から次へと披露していくお話です。
カラフルな絵と言葉から、出演者が踊る様子や音楽が伝わってきて、まるで舞台を観ているような気分になります。観客の様々な表情を興味深く、とても楽しい絵本です。
作者の石津ちひろさんは、ラップ調で読みながら案を練ったそうで、真似してラップ調で読んでみるのも面白いですよ。
『ごきげんななめのてんとうむし』
エリックカール作
もりひさし訳
小さなごきげんななめのてんとうむしが、次々といろいろな相手にケンカをふっかけるお話です。
ページをめくるごとに次の相手は誰かなぁ?とワクワクします。時間の経過と共に、ケンカ相手が大きくなり、相手の大きさに合わせて、絵や文字がだんだんと大きくなり迫力も増してきます。エリックカール特有の豊かな色彩が魅力的で、子どもたちは絵の中のてんとうむしになったり、ケンカ相手になったつもりでお話を楽しめることでしょう。各場面の太陽の位置にも注目してくださいね。
本に親しむことで日本語の力を養うことにもなり、日本語の力がつけば英語はもちろんほかの科目でも読み解くスピードが上がって正答に近づく助けにもなります。スマホやタブレット、テレビを見る時間は楽しいものですが、ぱらぱらと本をめくり、自分のペースで読める面白さをお子さんと一緒に見つけるのもよいものです。