学研指扇たんぽぽ教室のブログをご覧いただきありがとうございます。今回はおススメの本のご紹介です。金メダルを続々と獲得する選手たちの活躍でテレビから目が離せない時間が多くなっていますが、たまには本でひとやすみも。
『てとてとてとて』
浜田桂子 さく
私たちの手。手でいろいろなことができる。
食べたり、書いたり、ボールを投げたり・・・。
手は楽器にもなる。
手は言葉を伝える。
手には不思議な力もある。
拍手をするとうれしい。
握手で友達。
手をつなぐとワクワクドキドキ
手は人と人の心をつなぐ。
かわいい子どもたちがたくさん出てくる絵のなかで、「手の素晴らしさ」を伝える一冊です。
コロナ禍で人と人とのコミュニケーションが難しくなっています。
この本を読んで、ボールご家族みんなの手を比べてスキンシップを楽しんでみてはいかがでしょうか?
『どれがぼくかわかる?』
文·絵 カーラ=カスキン
訳 よだ しずか
お昼のパイが焼ける間のウィリアムとお母さんのやり取りです。
空想の中で いろいろな動物に変身しながら 、ウィリアムは
「ね、おかあさん ぼくが みんなのなかに いたら、どれがぼくかわかる?」
とたずねます。
ウィリアムのおかあさんはウィリアムのことなら何でも知っているので、すぐウィリアムを見つけます。
大勢の子どもの中にいる我が子を見つけるのは、親からすると当たり前のようですが、子どもにとっては 何でかな?と不思議に思うようです。
この本を読むと あなたのことはよく見ているよ、安心してね、と言うメッセージも伝わる気がします。