学研指扇たんぽぽ教室のブログをご覧いただきありがとうございます。今回はおススメの本のご紹介です。
『まのいいりょうし』
瀬田貞ニ 再話
赤羽末吉 画
日本の昔話です。
あるところに、猟師と息子がおりました。
猟師は息子の七つのお祝いのために、何か取ってこようと、長押から下ろそうとした鉄砲が石臼にぶつかり、への字に曲がってしまいました。
「今日はゲンが悪い。」と息子が止めるのを聞かず、スタスタと出かけていきます。
さて、猟師は曲がった鉄砲で、何か獲物を持って帰れるのでしょうか?
幸運に、幸運が重なり、最後は表紙のようにどっさりと獲物を持ち帰るという楽しいお話です。
新年が良い年となることを願いながら、ご家族でお楽しみください。
『きつねのホイティ』
シビル・ウェッタンシンハ 作
まつおかきょうこ 訳
お腹をすかしたきつねのホイティが、人間に変装して、村人の家を訪ね、ごちそうをいただきます。
村人はきつねのだと気づきながらも騙されたふりをします。
一方 ホイティは上手く騙せたと喜び、次々に村人の家を訪ねます。
そして最後には···
きつねと村人とのやり取りや、人々の豊かな表情が とても面白いお話です。
スリランカの生活や食べ物など、文化の違いを感じることもできます。