学研指扇たんぽぽ教室のブログをご覧いただきありがとうございます。夏休みには当教室オリジナルのイベントをいくつか開催しています。そのうちの一つで今年からはじめたのが「子ども哲学」。先日1回目を行いましたので、その様子をご紹介します。
年長から5年生までの６人の子どもたちとわたしの計７人での対話を行いました。
こども哲学での対話の目的は、「普段気にしない当たり前のことについて、疑問を持ち、じっくり考えること」です。
今回のテーマは『もし名前がなかったら。』
・名前がなかったらどうする？
・○○さんの名前は何で○○さんなの？
・名前の代わりに番号で呼ぶのはどう？
・ありさんたちはどうやって話しているんだろう？
なとなど次々に疑問がわいてきて、みんなそれぞれが考え、話し合いました。
参加した子どもたちは全員初めての体験とのことで、はじめは緊張した雰囲気でしたが、話が進むにつれ発言も活発になってきました。
異学年の子どもたちが集い、ひとつのテーマについて考え、話し合う機会からどんなことを学び取ってくれいるのか、楽しみでもあります。多様性の大切さが言われていますが、実際にさまざまな人たちと言葉を交わして直接的に意見に触れる体験は意外と多くはないのかもしれません。私も普段の授業では見られない、子どもたちの姿、表情がとても新鮮で楽しい一時でした。
次回はテーマを変えて8月10日(火)に開催の予定です。また今後も企画していきたいと思います。
