学研指扇たんぽぽ教室のブログをご覧いただきありがとうございます。暦の上では春ですが、雪が舞ったり霜柱が立ったり、まだまだ寒い日が続いています。コロナ感染対策と同様、風邪にも気を付けないといけませんね。さて、今回はおススメの本のご紹介です。
『さよならさんかく』
安野光雅 作
「さよならさんかく」のわらべうたをもとに作られた絵本です。
連想遊びを続けながら、最後はくるりとひっくり返して戻ってくる、おもしろい作りになっています。
昔の日本の風景や、懐かしさを感じる優しいの絵から、昔の生活や子どもたちの遊びに触れることができます。
全国各地に伝わる、その土地その土地の「さよならさんかく」があるそうです。
本を読んだら、皆様のご家庭独自の「さよならさんかく」を作るのも楽しいですね。
『ラチとらいおん』マレーク・ベロニカ 文 /絵
とくながやすとも 訳
犬を見ると逃げ出し、暗い部屋には怖くて入れない、世界で一番弱虫のラチ。
ある朝 目を覚ましてみると小さな強いライオンがベッドのそばにいました。このライオンがついていることで、少しずつラチは強くなっていきます。
ある日 友達が新しいボールをある男の子にとられて泣いていました。ラチは友達のためにボールを取り返しに走ります。
シンプルでユーモラスな絵とともに進むお話です。ライオンがに勇気をもらって成長するラチ。子どもたちも自分に重ね合わせ、ドキドキしながらも楽しめることでしょう。